◆第59回京都大賞典・G2(10月6日、京都競馬場・芝2400メートル＝1着馬に天皇賞・秋の優先出走権)＝10月5日、栗東トレセン

　目黒記念2着のシュヴァリエローズ(牡6歳、栗東・清水久詞厩舎、父ディープインパクト)は、最終調整を角馬場での運動にとどめ、明日のレースに備えた。

　約4か月ぶりの実戦だが、清水久調教師は「仕上がりは悪くないし、具合はいいですよ」と状態面に問題がないことを強調した。近3走は〈4〉〈3〉〈2〉着。前走の目黒記念は10番人気ながら勝ち馬と首差の2着に好走した。「長丁場を使ったことで、(レースが)安定してきた」とトレーナーはうなずく。「枠は気になりません。馬場も極端に悪くならなければ」と初のタイトル獲得へ不安はない。