日本軽種馬協会が凱旋門賞馬ソットサスほか3頭の導入発表

2024年10月27日(日) 08:10

ソットサス(撮影:高橋正和)

 日本軽種馬協会は26日、2020年の凱旋門賞など仏G1・3勝を挙げたソットサスの導入を発表した。

 ソットサスは父Siyouni、母Starlet's Sister、その父Galileoという血統。全弟に今年の日本ダービー3着馬で凱旋門賞に挑戦したシンエンペラーがいる。ソットサスは18年8月に競走馬としてデビュー、翌19年にC.デムーロ騎手とのコンビで仏ダービー(ジョッケクルブ賞)をレコードで制した。

 同年秋の凱旋門賞ではヴァルトガイストエネイブルに次ぐ3着。翌20年のガネー賞でG1・2勝目を挙げ、2度目の挑戦となった凱旋門賞で見事勝利を果たした。通算成績は12戦6勝(重賞4勝)。

 21年にアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りし、初年度は132頭と交配。その初年度産駒は今年デビューしており、8頭が勝利を挙げている。

 また、日本軽種馬協会はサブノジュニアレッドベルジュールの導入も合わせて発表した。

 サブノジュニア父サウスヴィグラス母サブノイナズマその父カコイーシーズという血統。16年に大井でデビューして長く活躍し、20年にJBCスプリントを制して同年のNAR年度代表馬に輝いた。22年から北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬入りしており、初年度産駒は25年にデビューを予定している。

 レッドベルジュール父ディープインパクト母レッドファンタジアその父Unbridled's Songという血統。19年のデビューから2連勝でデイリー杯2歳Sを制したが、朝日杯FS10着を最後にそのまま引退した。21年からイーストスタッドで種牡馬入りしており、初年度産駒は今年デビュー。血統登録数17頭と少ないながらもウィルオレオールが門別で勝利している。

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