【BCジュベナイル】武豊騎手は初のブリーダーズカップ競走制覇ならず シンビリーブは10頭立ての最下位に沈む

スポーツ報知

2024年11月02日(土) 09:12

パドックを周回する菅原明良騎手騎乗のエコロアゼル(左)と武豊騎手騎乗のシンビリーブ(カメラ・高橋 由二)

◆ブリーダーズカップ・ジュベナイル・G1(現地時間11月1日、米国デルマー競馬場・ダート1700メートル)

 1日、2日の2日間にわたる米国競馬の祭典が行われ、2歳ダート中距離王決定戦に出走した武豊騎手が騎乗したシンビリーブ(牡2歳、栗東・森秀行厩舎、父コンスティテューション)は10頭立ての最下位に終わった。同じく日本から出走した菅原明良騎手騎乗のエコロアゼル(牡2歳、栗東・森秀行厩舎、父シャンスロット)は8着。勝ったのは、マルティン・ガルシア騎手とコンビを組んだシチズンブル(牡2歳、B・バファート厩舎、父イントゥミスチーフ)だった。勝ち時計は1分43秒07。

 BC初制覇を目指す武豊騎手は8番枠から発走。スタートは遅く後方から運んだものの、道中は外から徐々にポジションを上げて好位集団にとりついた。最終コーナー手前では先頭をうかがうかに見えたが、直線入り口では手応えがなくなり馬群に沈んだ。武豊騎手エイシンヒカリで制した2016年5月の仏G1・イスパーン賞以来となる約8年5か月ぶりの海外Vを狙ったが、見せ場も作れなかった。

 森秀行調教師はBCに2歳馬を4頭をスタンバイ。このBCジュベナイルにはシンビリーブとの2頭を出走させたが、今年もタイトルを手にすることができなかった。同レースに挑んだ過去の日本馬2頭はいずれも森秀行厩舎で、19年フルフラット(武豊騎手)は5着、21年ジャスパーグレイト(福永祐一騎手)は10着。昨年はエコロネオ(川田将雅騎手)が出走取り消しとなっていた。

 2日間で14ものG1競走が開催されるブリーダーズカップで日本馬が勝利を挙げたのは、2021年フィリー&メアターフのラヴズオンリーユーが最初で、その後のディスタフに出走したマルシュロレーヌも同日に勝利を飾っている。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す