【香港ヴァーズ】桜花賞馬のステレンボッシュ シーザリオに続く史上2頭目の偉業なるか

2024年12月04日(水) 11:45 2 29

桜花賞を制したステレンボッシュとモレイラ騎手(今年4月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)

 桜花賞馬のステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が、香港ヴァーズ(3歳上・GI・芝2400m)でGI・2勝目を狙う。

 ステレンボッシュは父エピファネイア母ブルークランズ、母の父ルーラーシップの血統。母は4歳春までの短い現役生活ながら3勝を挙げている。同じく3歳のGIウイナーのレガレイラアーバンシックはいとこ。叔父のヴァルコスは20年青葉賞の2着馬。曾祖母は名繁殖牝馬ウインドインハーヘアなので、ディープインパクトブラックタイドレイデオロゴルトブリッツとも同じ一族となる。

 ここまで7戦3勝。昨年の阪神JFはアスコリピチェーノにクビ差及ばずの2着。しかし、休み明けでの参戦となった桜花賞でリベンジを果たし、GI初制覇を果たした。続くオークスチェルヴィニアに半馬身屈して2着。秋初戦の秋華賞は万全の仕上がりとはいかなかったようだが、それでも渋太く脚を伸ばして地力を示す3着。惜しくも2つ目のタイトルには手が届いていないが、世代トップクラスの牝馬であることは間違いない。

 今回は初の海外遠征、古馬との初対決、さらには昨年7月の新馬以来の牡馬との戦いとなるが、能力的に引けを取ることはないだろう。香港ヴァーズは18年から日本馬が出走機会5連続連対と相性のいいレース。桜花賞以来のタッグとなるモレイラ騎手は、このレースを3勝しているので心強い限りだ。また、3歳牝馬による海外GI制覇となれば、05年のアメリカンオークスシーザリオ以来、19年ぶり2頭目となる。並み居るライバルを倒し、祖母に続く偉業達成となることを期待したい。

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