武豊騎手＝栗東・フリー＝が12月24日、グリーンチャンネルで放送された「競馬ブロス」に出演した。風邪のため先週末は乗り替わりとなっていたが、回復した姿を見せて「風邪治りました。あんまり風邪をひかないのに。何年ぶりなんだろう」と話した。

　有馬記念では圧倒的人気が予想されていたドウデュースが、右前肢ハ行のため20日に出走取り消しに。21日の京都3鞍、22日の中山2鞍の計5鞍も全て乗り替わりとなっていた。引退して種牡馬入りするドウデュースについては「無事に引退できたという気持ちもある。この秋の強さは別格でした。競馬は何が起こるか分からない」と気持ちを語った。

　今週のホープフルS・G1(12月28日、中山競馬場・芝2000メートル)には、ヤマニンブークリエ(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父キタサンブラック)が控えており、勝てば前人未到のJRA平地G1完全制覇となる。