【日経新春杯】メイショウタバル成長の走り!石橋師「我慢が利いていた」

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2025年01月16日(木) 05:14 1 21

CWコースで追い切るメイショウタバル(撮影・亀井直樹)

 中京メイン「第72回日経新春杯」の最終追いでは重賞2勝メイショウタバルが躍動。有馬記念除外の鬱憤(うっぷん)を晴らすべく、万全の態勢を整えた。

 刻んだラップに成長がにじみ出る。メイショウタバルはCWコースで単走追い。6F80秒3の好時計の内訳は、14秒1→14秒3→14秒9→14秒2→11秒8→11秒0。折り合いを欠いた前走・菊花賞の最終追いにあった道中1F13秒台のラップは出現せず、石橋師は「ラップを見ても引っかかっていないし、我慢が利いていた。13秒とかないやろ?しまいも時計通りしっかり動けていた」と納得の表情を浮かべた。

 重賞2勝馬ながら有馬記念は高い賞金ボーダーに阻まれて出走がかなわず。日経新春杯まで28日間のスライドに「そこがどう出るか」と指揮官も懸念していたが、タバルは平常心をキープ。「火曜日のキャンターでも手綱をプランプランにして乗れていた」と精神面の進境を明かす。

 昨季は若駒Sの競走除外に始まり、1着→1着→17着→取消→1着→16着と山あり谷あり。安定して力を引き出すために、陣営はこの中間からハミを矯正力の高いトライアビットに変更するなど試行錯誤。1週前追い(CWコース6F80秒8~1F11秒2)に騎乗した浜中は「落ち着きがあって、ハミの受け方が変わった。いい方向に出ているのでは」と好感触を伝えた。

 出入りが激しかった菊花賞を念頭に「リズムを崩さず走れれば」と石橋師。前走逃げている馬が3頭登録しているが、「同型が来た時にどう対応できるかが鍵。逃げに絶対こだわっているわけではないし、レースは浜ちゃんに任せている」と人馬を信頼。人事を尽くして天命を待つ、仕切り直しの一戦だ。

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