デビュー３連勝でホープフルＳを制し、２４年度の最優秀２歳牡馬に輝いたクロワデュノール（牡３歳、栗東・斉藤崇）が皐月賞（４月２０日・中山）に直行する予定であることが１７日、明らかになった。所属するサンデーサラブレッドクラブが公式ホームページで発表した。

　前走後は年明けまで栗東トレセンで様子を見て、５日に滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧に出された。現在は、トレッドミルの運動を併用しながら、週２日は周回コースと坂路で体を動かしている。左前脚がソエ気味で、ショックウェーブでのケアも行っている。

　デビュー３連勝でＧ１昇格後のホープフルＳを勝利し、皐月賞に直行した例としては１９年のサートゥルナーリア、２０年のコントレイルがあり、いずれもクラシック１冠目を制している。無敗でないケースでは、２２年キラーアビリティ、２４年レガレイラも直行したが、前者が１３着、後者は６着に敗れている。