「日経新春杯・Ｇ２」（１９日、中京）

　４番人気のロードデルレイが重賞初制覇を果たした。２着は３番人気のショウナンラプンタ、３着は７番人気のマイネルエンペラーが入った。１番人気のヴェローチェエラは４着だった。

　予想通りメイショウタバルが大逃げでレースを引っ張るなか、ロードデルレイは８番手でじっくり待機。４角付近から徐々に進出を開始すると、直線で一気にスパート。ライバルたちを横目に突き抜け、そのままゴールを駆け抜けた。

　５歳にしてつかんだ初の重賞タイトル。デビューから３連勝するなど、もともと高い素質を秘めていたが、昨年は故障などもあり、勝ち切れていなかった。自身も今年の重賞初勝利となった西村淳は「本当にうれしいです」と満面に笑みを浮かべ、「折り合いに難しいところがありますけど、勝負に行きました。びっくりするくらい進路があいていましたし、いい競馬ができたなと思います。楽しみな一頭ですね」と力強く語った。