【地方競馬】メルキオルが早め先頭から押し切り重賞初制覇

デイリースポーツ

2025年01月22日(水) 21:36 0 6

 ブルーバードCを制したメルキオルと川田

 「ブルーバードカップ」(22日、船橋)

 僚馬対決は早めに動いた2番人気のメルキオルに軍配。2馬身差をつけて重賞初制覇。必死に追い上げた1番人気のクァンタムウェーブが2着となり、昨年のアンモシエラに続く連覇達成の松永幹厩舎がワンツーフィニッシュ。3着にホッカイドウ競馬から遠征した5番人気のウィルオレオールが入った。

 軽快に逃げたミストレスを3角手前で早々につかまえたメルキオルが、2馬身差の完勝で地方競馬ファンにお披露目を果たした。

 前々走以来のコンビとなった川田は「前が下がってきたので押し出される格好になったけど、とてもいい走りができました。スムーズに走れていたので(直線も)バテることはないと思っていました」と冷静に振り返った。猛然と迫る僚馬を余裕で振り切る完勝劇。今回がキャリア6戦目となったが、負けたのは芝のみ。ダートでは3戦3勝とした。

 「少し性格の難しいところがあったり、いろいろと課題のある馬だけど、きょうは競馬にちゃんと向き合ってくれました。初めてのナイターと地方競馬場をこなせたので、まずは褒めてあげたい」と鞍上は及第点を与えた。

 昨年のアンモシエラに続く連覇を達成した松永幹師は「前走に関しては急仕上げだったし、使うレースもなかったので芝を使ったけど、それでもいいスピードは見せてくれていたからね」と悲観することなく、「4番(ミストレス)が行くだろうと思っていたので、うまく2番手が取れてイメージ通りだったね」と満足そうにうなずいた。

 2頭出しで臨んだ昨年は1、3着。今年は見事なワンツー。交流となって2年目。この舞台は松永幹師のためにある?2着に敗れたクァンタムウェーブも、デビュー3戦目で初黒星となったが、「間隔が空いていたし、秋から年末にかけて使うレースが使えずにかわいそうなことをした。本来ならもう少し接戦になっていた」と残念がる。

 いずれにしても今年はこの2頭が、3歳ダートクラシック戦線を盛り上げていくことは間違いない。「2頭ともオーナーサイドと相談してからになりますが、いろいろと選択肢はありますからね」。明言はしなかったが、明るい展望が開けたことだけは確かだ。

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