【的場文男騎手引退】「赤・胴白星散らし」の勝負服は永久保存が濃厚 森泰斗氏に次ぐ4人目

スポニチ

2025年02月14日(金) 16:00 1 14

勝負服姿でVサインの的場文男騎手。この勝負服は的場騎手しか似合わない

 的場文男騎手(68)が引退を発表した。73年デビューから51年5カ月。「大井の帝王」が騎手人生にピリオドを打った。

 的場騎手の“第2の顔”というべき勝負服「赤・胴白星散らし」が“永久保存”となることは、ほぼ間違いない見通しだ。

 すでに18年に7152勝の地方競馬最多勝利記録を打ち立てた時点で、関係者は「あの勝負服はもう的場騎手以外に着ることはできない。それだけ的場騎手のイメージとして定着している」と話していた。

 大井競馬は1950年の開幕当初は馬主ごとに勝負服を決めていたが、53年1月から騎手ごとの勝負服となった。

 変更理由は当時の資料によれば「ファンに騎手への親しみを持ってもらう」「レース中、騎手の識別を容易にする」とのこと。

 当初は図柄20種、6色からデザインと色を決めていたが、現在は図柄12種(輪、のこぎり歯形、山形、ひし山形、たすき、縦じま、格子じま、元禄、ダイヤモンド、井桁がすり、玉あられ、星散らし)、10色(赤、桃、黄、緑、青、紫、茶、ねずみ、黒、白)の中から3色を使ってデザインする。

 的場騎手によれば、デザインは騎手になる前、地方競馬騎手養成所(栃木県那須塩原)での修業中に考案した。

 養成所から大井に戻ると、師匠の小暮嘉久師もデザインを考えていた。それが全く同じで驚いたという。「偶然の一致なんだけどね。今では本当に自分に似合っている服なんだなあと思っている」と以前、的場騎手がしみじみと話したことがある。

 昨年11月末に実質的に引退した森泰斗元騎手が昨年12月23日、やはり勝負服を“永久保存”されている。的場騎手の勝負服が同様の形になれば、01年引退の佐々木竹見氏、19年引退の石崎隆之氏、森氏に次ぐ4人目となる。

関連情報

みんなのコメント

1
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す