【デイリー杯クイーンC】エンブロイダリー 重賞初V!レースレコード1分32秒を記録 森一師は重賞挑戦2戦2勝の初快挙

デイリースポーツ

2025年02月16日(日) 06:00 1 1

 力強く突き抜けたエンブロイダリー(撮影・持木克友)

 「デイリー杯クイーンC・G3」(15日、東京)

 完璧な競馬だった。3番人気のエンブロイダリーがレースレコードとなる1分32秒2をマークして初タイトルを獲得した。前半5Fが57秒2という速い流れを2番手から進め、余裕の手応えで4角へ。直線半ばで抜け出すと、最後は後続に2馬身半差をつけた。

 テン良し、中良し、しまい良し。ルメールは「すごくいいスタートで2番手につけられた。いいペースのなかで落ち着いていたし、2番手でうれしかったです」と満面の笑み。意外にも鞍上にとって、これが今年の重賞初制覇。そして15年連続のJRA重賞勝利となった。「加速したらゴールまで速さをキープすることができる」という相棒の持ち味を最大限に発揮した。

 昨年3月に開業した森一師は、12月のカペラS(ガビーズシスター)で重賞初挑戦初制覇を達成。今回が2度目の重賞挑戦で2戦2勝となった。これは84年のグレード制導入以降、JRA所属調教師としては初の快挙だ。師は「いい馬を預けていただいたので、それに応えて結果を出すだけだと思っていました。いい仕事ができました」とうなずく。自分のやれることをしっかりやるだけ。その姿勢を貫いた結果だ。

 この勝利でクラシック候補に名乗りを上げた。指揮官は「状態を確認して、次のレースに向けて調整したいと思います」と今後を見据える。アドマイヤマーズ産駒で初めて重賞を制した素質馬が、新進気鋭のトレーナーとともに、さらなる高みを目指す。

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  • なおさん

    2025/2/16 6:23

    「加速したらゴールまで速さをキープすることができる」
    父父ダイワメジャー、母父クロフネの血を引き継いでるんだろな。ホント応援していきたい馬。

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