現地時間2月22日(土)にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた
サウジカップ(G1)は、
フォーエバーヤング(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)が、ゴール前で
ロマンチックウォリアー(香港)を差し切り、待望の海外G1初制覇を飾った。
JRA所属馬の関係者コメントは以下の通り。
1着
フォーエバーヤング(
矢作芳人調教師)
「最後の直線は馬を信じるしかなかったのですが、これで前の馬を交わすことができたなら映画よりも素敵だなと思いました。自在性のある馬なので細かい作戦の打合せはありませんでした。
私が手がけた馬の中でも最高の馬だなと確信しました。2回目でもこれほど感激するものだな、と自分でもびっくりするくらい嬉しいです。
ドバイワールドカップと
サウジカップの両方を制した馬がいないので、それをなんとか成し遂げたいです」
(
坂井瑠星騎手)
「まず、本当に感謝しかないです。昨年はアメリカで結果を出せなかったですが、それでも乗せ続けていただけたオーナーをはじめ、関係者の皆様に感謝したいです。
レースには自信を持って乗り、特にプランは決めていませんでしたが、できれば
ロマンチックウォリアーの前で勝負したいなと思っていました。考えられる中で一番理想的なレースができました。
まだ4歳ですので、まだまだ活躍してくれると思います。次の
ドバイワールドカップでも勝てるように僕自身も成長していきたいです。遅い時間まで応援していただきありがとうございました」
3着
ウシュバテソーロ(
高木登調教師)
「よく頑張ってくれました。だいぶ復調してくれましたが、上位2頭は強いですね」
(
菅原明良騎手)
「1、2着には離されてしまいましたが、力あるところは見せてくれました。この馬に乗せていただいて、良い経験をさせていただきましたし、了徳寺オーナーや高木調教師、牧場の皆さま、厩舎の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです」
4着
ウィルソンテソーロ(
高木登調教師)
「枠順的に揉まれるところにいましたけど、諦めずによく頑張ってくれました。勝ちにいった分の結果となりました」
(
川田将雅騎手)
「とても具合良く今日を迎えてくれたと思いますし、レース自体もとてもリズム良く、良いポジションをキープしながら、精一杯の走りをして今日も出来る限りの走りをしてくれたなと感じますし、本当に毎回場所をどこに移してもしっかり自分の分を走り切ってくれるので、頭の下がる思いです」
6着
ラムジェット(
佐々木晶三調教師)
「よく頑張ってくれました。上位2頭は強かったです。良い競馬をして勝ちにいってくれました」
(
三浦皇成騎手)
「今日の馬場を考えて前に出し、二の脚でリカバーするという良い形になりました。勝ち馬を見ながら進めることができ、3コーナーから4コーナーで置かれましたが、最後はよく盛り返してくれたなと思います。
海外は初めての環境の中で、よく馬もここまで良い状態で来れたと思います。この馬に携わった皆さんとこの舞台で乗せていただいた前田オーナーに感謝したいです。次のドバイではもっと結果を残せるようにと思っています」
(
JRAからのリリースによる)
2025/2/23 11:07
あそこから差し返すんですからフォーエバーヤングはとてつもない馬ですね。
優勝おめでとう!
終わったと散々言われたウシュバテソーロが力を取り戻していて嬉しい。負けたけど追い込みの宿命だし、しょうがないね。
2頭ともDWC頑張って!