金曜正午の時点で、中山は芝が良、ダートが稍重となっている。まずは芝から。先週は週中の雨の影響で時計がかかったが、良ならそれなりに速い時計が出るだろう。まだ内＆前で運んだ馬に分がある。ダートはいつも通りで、下級条件は先行決着がほとんど。一方、上級戦では展開次第で差しも可。先週はストームキャット系が大活躍。一方、サンデーサイレンス系は苦戦していた。

　同じく阪神は芝ダートともに良。芝は高速決着だが、内外の回りを問わず、外からの差しも決まっている。極端なトラックバイアスは見られない。ダートは脚質の有利不利がなく、流れれば差しも決まる。先週はマジェスティックウォリアー産駒が頑張っていた。

　同じく中京は芝が良、ダートが稍重。芝はやってみないと分からない部分がある。ひとまずはAコース部分を走れる馬が有利と考えるが、柔軟に対応したい。ダートは下級条件を中心に逃げ先行有利だろう。

【注目馬】
中山11R・トワイライトシティ…絶好1番枠なら、デビュー戦(2番枠)と同じようなレースができそう。リステッドとはいえ、2勝馬が1頭のみのメンバー構成なら勝ち負けになる。

阪神11R・バトゥーキ…ダートの良では11戦して【4-5-2-0】の複勝率100%。少頭数も道中で先頭との差が開かない分、かえってプラスだろう。ズバッと差し切る。

中京11R・リジル…中京ダ1400mでは【1-2-1-0】の好成績。砂を被ると良くないので、14番枠も大歓迎だ。連勝でのオープン入りを期待したい。