◆第55回高松宮記念・G1(3月30日、中京競馬場・芝1200メートル)＝3月29日、中京競馬場

　昨年のスプリンターズS2着のトウシンマカオ(牡6歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)は、午前10時24分に馬運車から降り立った。坂入厩務員は「輸送はいつもおとなしいです。関西圏への輸送が多いので、道中もいつもの感じでした」と目を細めた。

　3か月半の休み明けとなるが、「状態は悪くないと思います。1週前追い切りまで(高柳瑞)調教師も気にしていたけど、そこから良くなってきました」と不安はない。

　過去5年の開催は重馬場が4度、不良馬場が1度と渋る傾向にあるが、レース当日の天気予報は晴れ。同厩務員は「今までよりいい馬場でできそうですね。良馬場のほうがいいと思います」と期待した。