30日、阪神競馬場で行われた六甲ステークス(4歳上・オープン・芝1600m)は、中団後方から脚を伸ばして、3頭が横一線となった最後の接戦をわずかに制した池添謙一騎手騎乗の9番人気ダディーズビビッド(牡7、栗東・千田輝彦厩舎)が、7番人気シリウスコルト(牡4、美浦・田中勝春厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒2(良)。

　さらにハナ差の3着に4番人気トランキリテ(牡6、栗東・松永幹夫厩舎)が入った。なお、1番人気ニホンピロキーフ(牡5、栗東・大橋勇樹厩舎)は7着に、2番人気セオ(牡5、栗東・上村洋行厩舎)は4着に、3番人気レディントン(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)は8着に終わった。

　勝ったダディーズビビッドは、父キズナ、母ケイティーズギフト、その父フレンチデピュティという血統。近走は結果が振るわず、また59キロを背負っていることもあって9番人気の評価だったが、これを覆して22年10月の信越S以来となる勝利を飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆ダディーズビビッド(牡7)
騎手:池添謙一
厩舎:栗東・千田輝彦
父:キズナ
母:ケイティーズギフト
母の父:フレンチデピュティ
馬主:田島大史
生産者:上水牧場

【全着順】
1着　ダディーズビビッド　9人気
2着　シリウスコルト　7人気
3着　トランキリテ　4人気
4着　セオ　2人気
5着　ホウオウリアリティ　12人気
6着　グラティアス　6人気
7着　ニホンピロキーフ　1人気
8着　レディントン　3人気
9着　フルメタルボディー　5人気
10着　ゼルトザーム　11人気
11着　ラインベック　10人気
競走中止　バレエマスター　8人気