京都11Rの第60回デイリー杯2歳ステークス(2歳GII・芝1600m)は1番人気アドマイヤクワッズ(坂井瑠星騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒1(良)。アタマ差の2着に2番人気カヴァレリッツォ、さらに5馬身差の3着に7番人気アイガーリーが入った。

　アドマイヤクワッズは栗東・友道康夫厩舎の2歳牡馬で、父リアルスティール、母デイトライン(母の父Zoffany)。通算成績は2戦2勝。

レース後のコメント

1着　アドマイヤクワッズ(坂井瑠星騎手)
「初戦から期待していた馬で、使われて順調に良くなっていましたし、力通りでした。(ポジションは)特に決めずに臨みました。この馬のリズムで運びました。(追い出してから)反応も良く、渋太い2着馬相手に素晴らしい勝負根性を見せてくれました。使われたことで競馬を理解して、道中の進み具合と反応が良くなりました。2戦とも良い内容で、上の舞台でもやれる力があると思います。

　友道康夫厩舎にはよく乗せていただいているので、この厩舎の馬で初めて重賞を勝てて良かったです。オーナーにもよく乗せていただいているので、このチームで勝てて良かったです」

2着　カヴァレリッツォ(C.デムーロ騎手)
「内へ入れて壁を作って運びました。直線では良い脚を使っていますが、最後に並んでから外へ逃げるところがありました。精神的な成長が必要だと思います」

4着　エイシンディード(高杉吏麒騎手)
「道中力んでいました。距離は短い方が良いように思います」

5着　マイケルバローズ(岩田望来騎手)
「レコードが出る馬場で、良い競馬ができたと思います。距離は、もう1ハロン延びても、掛かる馬ではありませんし、気持ちよく走れる距離なら大丈夫です」