【チャンピオンズCレース後コメント】ダブルハートボンド坂井瑠星騎手ら

ラジオNIKKEI

2025年12月07日(日) 17:26

ダブルハートボンド(c)netkeiba

 中京11Rの第26回チャンピオンズカップ(3歳以上GI・ダート1800m)は3番人気ダブルハートボンド(坂井瑠星騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分50秒2(良)。ハナ差の2着に2番人気ウィルソンテソーロ、さらに2馬身半差の3着に7番人気ラムジェットが入った。

 ダブルハートボンドは栗東・大久保龍志厩舎の4歳牝馬で、父キズナ母パーシステントリー(母の父Smoke Glacken)。通算成績は8戦7勝。

レース後のコメント

1着 ダブルハートボンド(坂井瑠星騎手)
「本当に素晴らしいの一言です。牝馬でここまでなかなか順調には来られなかったのですが、一歩一歩ステップアップして、GIにたどり着くだけでも凄いことですが、勝つことが出来て嬉しく思います。

 追い切りでは反応が今一つかなと思いましたが、おそらく馬がレースで本気で走ればいいと分かっていたのではないかなという感じで、強いダブルハートボンドの力を見せてくれました。

 レースではそれほど位置を決めていたわけではなかったのですが、内の馬の出方と外の馬の感じを見ながら進めました。3、4コーナーの雰囲気が良かったので、しっかり自分の力で走ってくれるのではと思いました。しっかり脚を使ってくれましたし、力を出し切れたかなというところで、内からウィルソンテソーロが来ましたが、そこからもう一踏ん張りしてくれて、本当に彼女の頑張りのおかげです。

 僕の3連覇というより、この馬がGIホースになれた、牝馬で10年ぶりに勝つことが出来たということは大久保厩舎のみなさん、牧場を含めた関係者のおかげだと思います」

2着 ウィルソンテソーロ(川田将雅騎手)
「とても良い状態で競馬を迎えられました。彼らしい走りをしてくれましたが、3年連続の2着でした。勝たせ切れなくて申し訳ありません」

3着 ラムジェット(三浦皇成騎手)
「圧倒的に不利な状況だった前走でも伸びてくれていましたし、今日は返し馬で、これまでで最も弾んでいる感じで、良くなっていると思いました。中京のタイトなコーナーでどうかと思いましたが、最後までしっかり走ってくれています。狭くなりながらも伸びてくれましたし、成長を感じました。良い時に乗せてもらって、感謝しています」

4着 メイショウハリオ(武豊騎手)
「惜しかったです。ある程度は狙ったレースが出来ましたが、4コーナーで、思ったよりも外に振られたのが痛かったです。元気一杯で、良い馬です」

5着 アウトレンジ(松山弘平騎手)
「スタートが良く、良いポジションで流れに乗っていけました。3、4コーナーで少しズブさを見せるところがありました。もう少しポジションをキープしたかったです。最後まで馬はあきらめず、5着まで来てくれました」

13着 ナルカミ(戸崎圭太騎手)
「跨ってから馬場入場までの感じがいつもと違っていて、テンションが高かったです。我慢がきかず、盛り上がっている感じでした。ゲートの中は大人しかったのですが、スタートで後肢の踏ん張りがなく、後肢を落とすような感じでした。出負けした分、出していったのですが、きょうは普通に折り合ってしまっていました。きょうに関しては、レース前のところなのかなと思います」

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