ジャスタウェイが世界の豪脚を見せつけるか/安田記念の見どころ

2014年06月02日(月) 12:05

世界の豪脚をみせるかジャスタウェイ(写真は2013年天皇賞・秋優勝時、撮影:下野雄規)

 IFHA(国際競馬統括機関連盟)から発表される「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で1位となっているジャスタウェイが世界を制した豪脚を見せつけるか。それに昨秋のマイル王トーセンラーや3歳マイル王ミッキーアイル、復調気配のカレンブラックヒルなどが挑む。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■6/8(日) 安田記念(3歳上・GI・東京芝1600m)

 ジャスタウェイ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎)は昨秋の天皇賞でジェンティルドンナなどの強力メンバー相手に完勝。その後、中山記念、ドバイデューティーフリーも圧勝し、一気に「世界一」の馬に上り詰めた。ここはこれまでに比べるとメンバーが落ちるし、ハーツクライ産駒が2連勝している今の東京の馬場を考えても優勝が期待されるところ。主戦の福永祐一騎手が騎乗停止で乗り替わりとなるが、2走前に横山典弘騎手に替わった時も圧勝しているように大きな問題は無さそうだ。

 トーセンラー(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)は昨秋のマイル王。得意の京都から実績のない東京にコースが替わるのが課題だが、充実している今ならこなせても良さそう。前走に予定していた京王杯SCを挫石で回避した影響がなければ好走できそうだ。

 ミッキーアイル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は前走のNHKマイルCを制して3歳のマイル王になった。その前走は初めてのコースで戸惑うところがあったし、コース2走目で更なるパフォーマンスが期待される。斤量差を生かして最強古馬に挑む。

 その他、前走で復活勝利を果たしたカレンブラックヒル(牡5、栗東・平田修厩舎)、堅実に重賞で上位争いに加わり続けるクラレント(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)、状態さえ良ければ大きな差はないショウナンマイティ(牡6、栗東・梅田智之厩舎)、連勝は止まったが能力高いフィエロ(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)、馬場が合いそうなエキストラエンド(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)、ダノンシャーク(牡6、栗東・大久保龍志厩舎)も上位争いの圏内。発走は15時40分。

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