ラブリーデイが積極策でV、池江師「戸崎くんの豪腕も利いたね」/京都記念

デイリースポーツ

2015年02月16日(月) 12:00 10 26

ゴール前のたたき合いを制して重賞連勝を成し遂げたラブリーデイ(中央)=京都競馬場

 積極策が功を奏した。キズナハープスターの初対決に注目が集まった「第108回京都記念・GII」(芝2200m)は15日、京都11Rに11頭で争われ、3番人気ラブリーデイ(栗東・池江)が2分11秒5のタイムで、中山金杯に続いて重賞連勝を飾った。道中は積極果敢に2番手を追走。直線では逃げ込みを図る4番人気スズカデヴィアス(2着)の外から襲いかかると、2頭のマッチレースに。ゴール前は激しい叩き合いとなったが、鼻差で制し大金星を挙げた。骨折で昨年の天皇賞・春(4着)以来となった一昨年のダービー馬キズナ(2番人気)は2着から首差の3着。後方2番手から直線で差を詰めたが、最後のひと伸びを欠いた。ドバイ遠征を見据える1番人気のハープスターは中団追走も4コーナーで手応えが怪しくなり、5着に終わった。

 陣営の作戦勝ちだった。2強との瞬発力勝負では分が悪いと、戦前から先行策を決断。「スタートも出たし、リズム良く運べた」と、鞍上の戸崎圭は迷わずパートナーを2番手へ誘導した。「先生(池江師)と話をして、この馬の一番いいパフォーマンスをしようと思っていた。いい形になりましたね」と納得の表情だ。池江師も「今の京都は内が伸びるし、硬い馬場も向いた。戸崎くんの豪腕も利いたね。2頭は意識し合うでしょうし、淡々と(前で)流していく作戦がうまくいきました」とうなずく。

 これで重賞連勝。「ドバイに登録しておけば良かった」と指揮官が苦笑いするほど充実一途の5歳馬は、今後、1度使って天皇賞・春(5月3日・京都、芝3200m)へ。2強撃破の勢いを力に変え、次はGIタイトルをつかみ取る。

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