トレセン内で数多い意見「いかにハープといえど楽観できない」/トレセン発秘話

2014年05月23日(金) 18:00


◆圧倒的に内有利な現在の東京芝コース

「今の京都は競輪やで」

 年明け初っぱなの京都開催時に佐々木調教師がこんなことを言っていた。例年、1月の1回京都開催は馬場が良くて内の先行馬がそのままのライン、もしくは順序を入れ替えてゴールするレースが多発することを受けての発言で、うまいことを言うものだと坂路野郎も思った次第だ。

 さしずめ、先週の東京も“競輪”に近かったと言えるかもしれない。とにかく内の先行馬が残るレースばかり。これにはヴィクトリアマイルにフーラブライド(13着)を使っていた木原調教師も現地でレースを見ていて嫌な予感がしたという。

「芝のレースはほとんど内から1、2、3って感じでゴールだったもんな。案の定、GIも同じようなレース。ウチの馬も脚は使っているんだけど、ああいう馬場でしかも外枠では、ちょっと厳しかった」

 なんでも、同じヴィクトリアマイルにゴールデンナンバー(9着)を使っていた鈴木康調教師とともに・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

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