実践向きのリバイブビートが導く/吉田竜作マル秘週報

2014年07月09日(水) 18:00


◆“厩舎力”には確かなものがある、と記者は思う大根田厩舎の注目馬

 基本的に地方で開催される夏競馬は、厩舎関係者にも自然と“なじみの競馬場”ができてくる。とはいっても札幌や函館競馬場を好む人がその大半。馬産地に近いことや気候的に馬にとって楽というのも確かにあるだろう。が、北海道の馬房のやりくりや出張の奪い合い(?)を見ていると、松田博調教師がよく言う「(馬より)人間の都合さ」というのもわかる気がする。

 北海道支持派が圧倒的とはいえ、なかには九州の小倉競馬場をこよなく愛する人たちもいる。栗東には松田博調教師のように、中央競馬以前からなじみがある人も少なくないが、もちろんそうでない人も。記者がよく話をさせてもらっているなかで言えば、大根田調教師がまさにそう。その大根田師がポツリと漏らしたことがあった。

「毎年、小倉2歳Sが最終週にあるだろ? 俺、いつもその時は帰りの荷物をまとめてんねん。今年は使いたいよなあ」

 “小倉ラブ”の人にもかかわらず・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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