1800m巧者が差し切る/チャンピオンズC

2014年12月06日(土) 18:00


差し・追い込み馬台頭の可能性

 多くのG1勝ち馬を中心に、多彩なメンバーの揃った好カードになった。この左回りのダート1800mが頂点の選手権距離かどうかは難しい一面もあるが、ダート主体の北米ではダート9ハロンのビッグレースが多いから、多くのダートホースにとって過不足のない距離は間違いない。  事実上の第1回。この距離で勝っていないのは、3頭だけ。たたし、左回りダート1800mは、JRAでは新潟と中京にしか番組がないから、このコースの1800mで勝ち星があるのは、ローマンレジェンドインカンテーションなど、たった5頭に限られる点が、小さな不確定要素であるようでいて、今後のチャンピオンズCでは、意外に大きなポイントになるかもしれない。アメリカのインペラティヴも、左回りのダート1800mだからこそ挑戦してきたのは間違いない。

 オープン、1600万の中京ダート1800mは・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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