オーミアリス爆走/トレセン発秘話

2015年01月07日(水) 18:00


◆藤沢則雄調教師「(落鉄は)前じゃなくて後ろ脚、しかも右回りで軸脚になる右トモだからね。あれでは力を出せないよ」

「落鉄」といえば、前脚の蹄鉄が外れることが定番なのだが、まれにトモ(後ろ)脚を落鉄する馬もいる。

 思い出すのはヴァーミリアンがダート路線にかじを切りだしての3戦目、明け4歳初戦に臨んだ平安Sだ。逃げるタガノゲルニカを捕らえきれずアタマ差2着。検量室から出てきた鞍上の武豊はこう口にした。

「落鉄していたのが痛かった。前ではなくて、トモを落鉄していたから、余計に踏ん張りが利かなくて…」

 基本的に馬は“後輪駆動”で、後ろ脚が推進力の源になる。前脚と後ろ脚、どちらを落鉄した方が競走能力に大きな影響を及ぼすかは考えるまでもないだろう。

 で、ここからが本題・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

新着コラム

コラムを探す