偉大なる先輩に続け!/アメリカJCC

2015年01月21日(水) 18:00


■アメリカJCC(G2・中山芝2200m)フルゲート17頭/登録23頭

【コース総論】中山芝2200m Cコース使用

・コースの要所!


★中山芝ながら内外の差はそれほどナシ。枠番より能力や適性重視。

★4〜6番人気の中穴が猛烈に強いコース。7番人気以下とは雲泥の差!

★先行有利も最速上がり馬の勝率が非常に高い。1着固定なら差し馬か。


 ホームストレッチの右端からスタートして、4つのコーナーを回る中山芝2200m。最初のコーナー進入まで距離があるせいか、クセの強い中山芝コースにしては、枠番の内外での成績差があまりない結果となっている。馬場のバイアスは考慮する必要アリだが、内外を気にせずに済むだけでも、中山芝ではかなり「買いやすい」部類のコースといえる。

 人気馬の成績も悪くはないが、いちばん目立っているのは4番人気〜6番人気馬の強さ。トータル[23-27-29-149]で連対率21.9%、複勝率34.6%と上位人気と互角に張り合っており、回収率も単125%、複109%と申し分なし。上位人気馬を過信することなく、オッズの盲点となりそうなこのゾーンを、積極的に狙っていくべきだ。

 脚質については先行有利だが、差しも相応に決まるのがこのコース。最速上がりの馬は勝率・回収率ともに文句ナシの高さで、単勝や1着軸で買うなら、差し脚質の馬を狙ったほうが良さそうである。逆に3連複の軸には・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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