2歳王者プラチナの敵は身内から…国枝師の野望/トレセン発秘話

2015年01月22日(木) 18:00


◆国枝師「トライアルが終わるまで、皆チャンスありと思って来るんじゃないか」

 新種牡馬ハービンジャーの産駒(ベルーフ)が重賞初制覇を成し遂げた先週のGIII京成杯(18日)。このレースを、国枝栄調教師が週明けの美浦で淡々と振り返った。

「徐々に役者が揃ってきた感じはするが、まだまだ混戦模様。少なくともトライアルが終わるまで、皆チャンスありと思って来るんじゃないか」

 昨年の最優秀2歳牡馬ダノンプラチナを管理する同師は、クラシック戦線では受けて立つ身。そのポジションらしからぬ低姿勢な発言=“平等主義”には当然ながら(?)個人の都合が含まれている。すでに3歳世代11頭が勝ち上がる同厩舎において、2歳王者の飛躍と同時に「今春GIに何頭を送り出せるか」が一大テーマとして並存するからだ。

「勝ち上がっている牡馬8頭のうち7頭はまだ1勝馬・・・

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