2015年02月04日(水) 12:00
母ラフェクレールは現役時代未勝利に終わったが、アドマイヤコジーン(98年朝日杯3歳S-GI、02年安田記念-GI)の半妹にあたる良血。ハービンジャーは現3歳世代が初年度産駒で、京成杯(GIII)を勝ったベルーフを筆頭に現時点で24頭の勝ち馬を送り出している。母方にサンデーサイレンスとノーザンテーストを併せ持つパターンと、サンデーとPrincely Giftを併せ持つパターンが成功している。本馬は母の父がサンデー産駒のスペシャルウィークで、2代母の父がノーザンテースト、3代母の父がPrincely Gift産駒のトライバルチーフなので、これらをすべて持っており注目してみたい。芝向きの中距離タイプだろう。
半兄トーセンクラウン(父オペラハウス)は中山記念(GII)の勝ち馬。その後デビューした5頭はこれといった成績は残していないが・・・
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栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG
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