特殊馬場で行われる皐月賞の特徴

2015年04月15日(水) 18:00


◆「ロゴタイプがエピファネイアに完勝する舞台。それが高速馬場の皐月賞である」

 武豊騎手がドバイワールドCについて「エピファネイアが惨敗するような舞台の一方、プリンスビショップ(勝ち馬)が圧勝できる舞台でもある」と武豊TV! で感想を述べていました。馬場が違えばエピファネイアでも惨敗してしまうかもしれないが、他の馬場では負け続きの馬が圧勝するチャンスにも変わるともいえる。だから色んな馬場にチャレンジすることが重要なのでしょうね。

 この言葉を借りるなら「ロゴタイプがエピファネイアに完勝する舞台。それが高速馬場の皐月賞である」というのはどうでしょう?

 今年の皐月賞は、金曜以降雨が降らず、土、日に気温が上がれば高速馬場は確実。ドバイワールドCとまでは言いませんが、ジャパンカップともドバイワールドCとも異なる能力が要求されそうです。

 高速馬場の2013年にレコードタイムで優勝したのはロゴタイプ。2着は先の話題にも出たエピファネイア(昨年のジャパンカップで世界1のレーティングを獲得したジャスタウェイに圧勝した馬)。ロゴタイプは、芝2000mでの勝利は後にも先にも皐月賞だけ。ロゴタイプの父、ローエングリンも1600mを1分31秒台で優勝した実績はありますが・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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