1億8000万円の高馬、リアルスティールの全弟プロディガルサン

2015年05月20日(水) 12:00

アポロノホウリン(牡 美浦・堀井雅広 父キンシャサノキセキ、母アポロジャスミン)

 半兄アポロノシンザン(父サクラバクシンオー)は京王杯2歳S(GII)5着、ファルコンS(GIII)7着など短距離重賞で健闘している。母の父Saint LiamはSaint Balladoを経てHaloにさかのぼる系統で、2005年にブリーダーズCクラシック(米G1)などG1を4勝して米年度代表馬に選出された。種牡馬としてはわずか1世代を残しただけで急逝してしまったが、わずかな産駒から米年度代表馬Havre de Graceを出し、その死が惜しまれている。本馬の父キンシャサノキセキは高松宮記念(GI)を2連覇したスプリンター。種牡馬成績も上々で、初年度産駒はJRAで28頭勝ち上がっており、代表産駒のサフィロスは京王杯2歳S(GII)で2着となった。意外なことに・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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