カレンブラックヒルの全弟ミュゼモーゼスらがデビュー!

2015年06月08日(月) 18:00


【栗東】

◆クリノカルカソンヌ(牡、父ワークフォース、母ユニバーサル、栗東・須貝尚介厩舎)

デビュー馬

 兄姉はJRA未勝利(6月6日時点)だが、祖母エリモエクセル(父ロドリゴデトリアーノ、母エリモファンタジー)は1998年オークスをはじめ、重賞4勝の名牝。母系はしっかりしているし、父は2010年凱旋門賞を制した新種牡馬。大物になって不思議ない要素は詰まっている。

 5月29日にゴールドシップのゲート再審査に付き合ったが、その際「見事にゴールドシップを誘導してくれたよ」と須貝尚介調教師。画像がその日の調教後、輪乗りの様子だが、確かに2歳馬らしからぬ落ち着きと好馬体が相まって、新馬には見えない風格だった。6月4日の坂路では初めて目一杯の追い切り。手応えでは併せたレッドヴェルサスに見劣っていたが、4F53.6秒、1F12.6秒は時計が速いし、中身濃い追い切りとなった。このひと追いで気持ちが乗ってくることは間違いなく、デビュー予定の6月14日(日)東京芝1800mが本当に楽しみ。

◆シルヴィーボーテ(牝、父キングカメハメハ、母ナナヨーティアラ、栗東・松永昌博厩舎)

デビュー馬

 半兄メイショウライナー(父キングヘイロー)が1200mで1勝、1400mで3勝(計4勝)を挙げているように、短い距離のスピード勝負に強そうな母系。本馬についても「牧場で・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

東西トラックマン

栗東担当:井内利彰 「競馬予想TV!」に出演中の調教捜査官。調教主体や厩舎取材の予想を提供中。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」など。

美浦担当:竹之内元 大学に通うため、東京競馬場から徒歩3分のアパートに住んだことで転落人生を歩み出した38歳ライター。POGでは中山大障害勝ちのメルシータカオー指名が自慢。

関連情報

新着コラム

コラムを探す