宝塚記念三連覇へ向けて視界よし!/宝塚記念

2015年06月24日(水) 18:00


■宝塚記念(G1・阪神芝2200m内)フルゲート18頭/登録17頭

【コース総論】阪神芝2200m内 Bコース使用

・コースの要所!


★ふたケタ人気馬が全体的に不振。適度には荒れるが大荒れは少ない。

★コースの内外で大きな差はないが、やや内枠有利の傾向が見られる。

★内回りでもあり先行有利。差しは届くが追い込み脚質はかなり不振。


 春の総決算であるグランプリ・宝塚記念。その舞台となる阪神芝2200mの内回りコースは、ホームストレッチの右端からスタートし、そこからコースをぐるり1周してゴールというコース形態だ。最初のコーナーまでの距離が長いので、枠番の内外による有利・不利は小さめ。それよりも、坂を何度も上ることによるスタミナ消費や、小回りに対する適性の有無などが重要となる。

 さまざまな能力が問われる総合力型のコースであるためか、1番人気馬が連対率60.9%、複勝率78.3と非常に高い信頼度を誇っている。対照的に人気薄、とくにふたケタ人気馬は低調で、いわゆる「展開のアヤ」が少ないのだろう。大穴に本命を打って、ブンブン振り回すのに向くコースでないのは間違いない。

 脚質面は基本的に・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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