2015年07月01日(水) 18:00
【コース総論】福島芝1800m Aコース使用
・コースの要所!
★信頼度がもっとも高いのは、なんと大外の16番。外枠の強さが目立つ。
★軸は迷わず先行馬。開幕週でもあり、逃げ馬は徹底的にマークしたい。
福島芝の多頭数というだけで、荒れそうな気がしてくるのだからイメージとはすごいもの。実際に芝1800mにおける人気別成績を見ても、10番人気以下が合計で30頭も馬券に絡んでいる。となれば人気薄を狙いたくなるが、1番人気馬は連対率47.8%、複勝率53.7%と及第点をあげられる内容。嫌うなら、2〜3番人気あたりのほうが効率はいい。
続いて枠番だが、驚いたのがもっとも好成績であるのが、大外の16番であるということ。開幕終盤になると思いっきり馬場が荒れるのも要因だが、念のため調べた開催前半に限定したデータでも、外枠の強さは変化なし。逆に最内枠である1枠は、開催初日〜4日目に勝ったのが1レースだけと、成績がさらに悪化している。以上の理由から、開幕週でも外枠は積極的に買うべきだと判断した。
ただし、脚質については前重視のスタンスでいきたいところ。逃げ馬が6勝、先行馬が10勝をあげているのに対して、差し&追い込み勢は8勝と、かなり分が悪い。また、複勝率や回収率ベースで比較しても、前有利は明白。なかでもハナを切れそうな馬は、開幕週でもあり徹底的にマークしておきたいところである。
【レース総論】ラジオNIKKEI賞(G3) 2006年以降過去8回
・レースの要所!
★センター枠番は成績イマイチで馬番1番もダメ。「適度に内か外」が最良か。
★圧倒的に強いハンデ54〜55キロ馬。56キロ以上を背負う馬は割引が必要だ。
馬連平均配当1万1608円、3連単平均配当は27万3034円と、穴党垂涎の荒れっぷりを誇るラジオNIKKEI賞。ハンデ戦となった2006年以降、1番人気が1回も勝っていないのだから、こういう結果にもなる。5番人気→1番人気→7番人気で決まった昨年はかなり穏やかだった部類で、ふたケタ人気馬の1着で大荒れ──なんて結果も、ここなら十分に期待できる。
まずは枠番だが・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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