2015年07月29日(水) 18:00
◆白倉助手は賞賛「ひっかかるところがないし、これなら距離は持つと思う。ホント、いい馬やで」
今週から夏の小倉、新潟開催がスタートする。この時期に思わずにはいられないのは距離設定が豊富な新潟に比べて、小倉は…との不満。JRAも“ライブ感”をうたい、競馬場への集客増を狙うのなら、小倉の単調な番組編成をもう少し考えてもらえないものか。“見せる工夫”があれば、もっとファンを引き付けられると思うのだが…。
サラブレッドに置き換えると、外国産馬がバリエーションの少ない番組編成の影響を最も受ける。ひと昔前の外国産馬は「短距離志向」「ダート志向」というキャラクターが多く、芝1200メートル、ダート1000メートルと2種類の新馬戦を混合戦に振り分けておけば問題なかったのだが、NHKマイルCが設立されたのを皮切りに、クラシック競走も順次開放。今では様々なキャラクターの外国産馬が出てきた。
もちろん、小倉にも芝1800メートルというクラシックを意識させる舞台は用意されている。しかし直線の長い新潟と比較してしまうと、レースの流れがあまりに違い過ぎて…。良しあしは別にして、スローで折り合い、長い直線で末脚を爆発させるような現在のクラシックの勝ちパターンを疑似体験できるのはどう見ても新潟。それゆえ、近年は栗東から新潟でデビューを迎える素質馬が増えているのだろう。
函館2歳Sでブランボヌールが圧勝を飾るなど、2歳馬が好調な滑り出しを見せている中竹厩舎も・・・
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