WASJに発展的な方向性を期待/トレセン発秘話

2015年08月20日(木) 18:00


◆「夏場の招待レースとして改善の余地は残されている」

「頭数が少ないから使いにきてと、JRAから勧誘があったみたい。でも実際はどうでしょうか。わざわざ北海道まで運んできて除外じゃ、シャレにならないですよね…」

 週明けの函館競馬場、滞在する某調教助手が不安げに当方に質問をぶつけてきた。出走の誘いを受けたレースとは、来週土曜(29日)の札幌メーン(1600万下、芝2000メートル)。そう、ワールドオールスタージョッキーズ第2戦だ。

 このWASJは、昨年まで主に暮れの阪神で開催されていたワールドスーパージョッキーズシリーズを名称変更したもの。秋〜冬シーズンは短期免許で来日する外国人騎手が多く、もともと国際色が強いため、外国人の少ない夏季に施行し、注目度をより上げる意図でリニューアルされた国際騎手招待レースだ。ただ、開催時期変更に伴い、もっとも懸念されたのが頭数確保の問題。とりわけ1600万下は夏季の番組数が少なく、同条件の馬はこれまで夏を休養に充てるケースが多かったからだ・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

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