大物が続々と登場する秋の京都開催(吉田竜作)

2015年09月29日(火) 19:00


◆京都の開幕週はシンハライトとリュラという2頭の逸材に是非注目してほしい

 今週の阪神開催が終わると、いよいよ大物が続々と登場する4、5回京都開催へと移行する。スケジュール的な話から言っても、夏の北海道開催が終わってから栗東へと移動、そこから調教していくとちょうどこの10月のアタマになるため、各厩舎の“主役”はこの時期に集中してしまう。となると、困るのが同牧場の素質馬の調整。気に留めない厩舎関係者もいるが、送り出す牧場側の見解が必ずしもそうとは限らない。特に大手のノーザンFともなると、「そのうち当たるにしても、できるだけ最初くらいは分けて使ってほしい」というのが偽らざる本音なのだろう。

 石坂厩舎ゆかりの血統とも言えるシンハライトは開幕週の牝馬限定のマイル戦…クラシックを目指す牝馬においては“王道”とも言えるこのレースを選択してきた。当初は「ゲートさえ受かれば阪神で使う」と言っていた松田博厩舎のハープスターの半妹リュラだったが・・・

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