イスラボニータはマイルでこそ/トレセン発秘話

2015年11月18日(水) 18:00


◆昨春クラシック前に遺伝子検査を受けたことが話題になったイスラボニータ

 昨年1月、西園厩舎の未勝利馬エイシンソルティーの出走レースが大きな話題を集めた。一介の未勝利馬になぜ注目が集まったかというと、当時、距離適性に関する遺伝子検査で「長距離向き」との判定が出たため、それまでの短距離戦から一気に1000メートル距離を延ばし、2200メートル戦への出走を決断。遺伝子検査の有効性が、これ以上ない形で検証されることになったからだ。

 結果は9着敗戦。その後、短距離戦に戻して未勝利→500万下を連勝した結果も踏まえると、エイシンソルティーという“検体”に関しては、遺伝子検査のジャッジは正しくなかったことになる。

「結局、検査もひとつの目安でしかないということなんだろうね。距離適性は馬の気性で変わってしまう。仮に・・・

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