2015年12月03日(木) 18:00
こんにちは、むねひろ よしたかです。
有馬記念の優勝賞金がジャパンC同様に来年度から3億円に増額されることになりました。勿論、国内最高額です。 今年のジャパンCでは外国馬が4頭来日しましたが、有馬記念は現段階で既に全て辞退してしまっています。 しかし、東京の軽い芝と中山の重い芝を考えると、外国馬が好走する可能性が高いのは芝質的には明らかに中山の方なのです。 中山のトリッキーなコース形態を危惧する声もありますが、スプリンターズSでは外国馬が簡単に勝利を奪取していきましたし、東京競馬場が改修工事でジャパンCが中山で行われた年もファルブラヴ・サラファンと外国馬がワンツーフィニッシュしました。何ら問題はありません。
日本の早い上がりタイムはレースによってのペース次第ということもありますが、それは日本も海外も同じ。ジャパンCよりも有馬記念の方が上がりを要するというのが一般の傾向です。 また、エアレーション・シャタリングといった馬場造園課が取り入れた技術によってより、ヨーロッパの重い芝に馬場レベルが少しでも近づいてもいるというのも外国馬には嬉しい材料です。
ジャパンCは招待レースなので、輸送費などは全てJRA持ち。
このジャパンCを叩いてそのまま日本に滞在し、真の狙いは重い芝で行われる有馬記念という馬が現れても良いのではと思います。
今年で言っても、ジャパンCで<6>着入線だったイラプトがもし有馬記念に出走してくれば、重い印を打つ必要があったと感じています。
この優勝賞金アップによって、海外馬が香港ではなく日本の有馬記念に目を向けるようになってくれればより盛り上がりますね。期待したいところです。
◆ステイヤーズS
今年のダイヤモンドS(芝三四)で<3>着。その後は二千〜二四しか使われていませんが、この距離延長はプラス材料と見て良いでしょう。『メンコ着用の効果があって、ここのところは折り合って走れている』という陣営のコメントにも好感が持てます。格上挑戦になりますが、食い込みを期待したいところです。
◆金鯱賞
ターゲット馬→・・・
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棟広良隆
日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。 公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。
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