高齢馬も走るAJC杯

2016年01月19日(火) 12:00


AJC杯と日経新春杯の大きな違いは年齢別成績

 先週行われた日経新春杯と今週のAJC杯は、ハンデと別定の違いはあれどともに古馬のGIIで、距離も200mしか違わない。しかし両者にはひとつ大きな違いがある。それは、年齢別成績である。

 2006〜2015年の結果で見ると、日経新春杯は勝率・複勝率とも4歳馬が最も高く、5歳、6歳、7歳……と歳をとるごとに下がっていく。今年の日経新春杯も4歳馬のワンツーだったので、「若い馬強し」の傾向は堅持されたことになる。

 一方・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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