ビッグアーサーの追い切りに気になる点が!?

2016年01月27日(水) 18:00


根岸Sのモーニンは申し分のない時計

 27日の栗東トレセンの天気は先週とは雲泥の差。快晴で、なおかつ少し暖かさも感じるような中での追い切りとなりました。もともと室内で追い切りを見ているのだから、寒いも暖かいもないだろうと思われるかも知れませんが、やはり晴天の中での追い切りは本当に見やすく、毛艶なんかもしっかり確認できます。

 それだけに、良く見える馬もたくさんいました。シルクロードSのセカンドテーブルなんて、客観的な調教データを無視してよければ、飛びついて◎を打ちたいくらいのデキ。サトノルパンやネロといった有力馬が追い切っていないので、まだ印順を決めるわけにはいきませんが、人気薄の絶好調教を見ると「追い切り見ててよかった」と心から思えるわけです。

 ちなみに、これは結果が出る出ないに関係なく、そういう動きをライブで見ることができた喜びがあるという、ひとつの自己満足でもあります(笑)

【根岸S/モーニン】

 中間の追い切りから、とても昨年11月以来とは思えないくらいの気配の良さが伝わってきていました。それは26日、画像を撮影した坂路でのキャンターの様子を見ていても感じたこと。それだけに、最終追い切りはきっと動くだろうなという想像はできました。

 全体時計が4F52.1秒で、ラスト1F12.0秒。特に後半のラップは12.4秒からの12.0秒ですから、申し分のない時計。調教内容から凡走するイメージは全くありません。もちろん距離が1400mになることも問題ないと思いますが、もし死角があるとすれば・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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