2016年02月10日(水) 18:00
◆担当の甲斐助手「先生の喜ぶような、この馬らしい、格好いい走りを見せたいし、見せてほしい」
松田博資厩舎のレーヴミストラルと橋口弘次郎厩舎のワンアンドオンリーが出走するGII京都記念(14日=京都芝外2200メートル)は、定年を間近に控えた名トレーナー同士の激突という“裏カード”も楽しみである。両馬とも現厩舎では最後の一戦となるだけに仕上げもメイチ?
レーヴミストラルの場合は、すでに1月の日経新春杯を勝っており、松田博調教師自身、この京都記念への出走については「2回続けてちゃんと走るか見てみたい」と。そこまでの勝負気配は感じさせていない。
勝負気配だけで言えばワンアンドオンリーの方がはるかに上だろう。日本ダービー制覇以降は、秋の神戸新聞杯こそ勝ったが、その後は実に9戦勝ち星なし。常々「恵まれてダービーを勝ったとは言われたくない」と口にしている橋口弘調教師にとって、このまま引き下がれるはずもない。
「ワンアンドオンリーは先生の宝物。先生にとっては今回がこの馬の最後のレースというのもあるし、先生の喜ぶような、この馬らしい、格好いい走りを見せたいし、見せてほしい」と担当の甲斐助手は・・・
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