ジョッキーに喝!パドックの姿勢、危険騎乗…競馬ファンの心の叫び

2016年02月16日(火) 18:00

小牧太

今週はジョッキーについて手厳しい質問が。ジョッキーの立場として、丁寧&正直に答えてくれました

「パドックでジョッキーがダラダラしているのが不快!」、「罰金さえ払えば危険騎乗してもいいと思ってる?」などなど、少々手厳しい質問が。もちろん、小牧騎手への個人攻撃ではありませんが、そこは懐の深い小牧騎手。ジョッキーの立場として、丁寧&正直に答えてくれました。

(取材・文/不破由妃子)


緊張感はいつも持っているけど…

──今回は、ジョッキーの皆さんにとって、ちょっと耳が痛いかもしれない質問やリクエストをいくつか。まずは、「パドックで騎手が整列して挨拶、そして馬のところへ行く流れを見ていると、あまりにもダラダラしている騎手が多すぎます。はっきり言ってかなり不快です。小牧さんのようなベテランが率先して直すことはできないのでしょうか?」というものです。

小牧 僕のことかな(苦笑)。

──続きがありまして、「アンチの意見ではありません。何とかしてほしい。曾和先生の前でもダラダラしますか? ファンの前でも緊張感を持ってほしいです」とのことですが。

小牧 緊張感はいつも持ってるけどね。それに、ダラダラはしてないと思うよ。走り方とかは人によって癖があるから、そう見えてしまうジョッキーもいるのかもしれんけど。それに、馬を怖がらせたらアカンから、タッタッタッタ! と勢いよくは走らへんねん。だから静かにソロっと近づくようにしてるんやけど、それがダラダラしてるように見えるんちゃう?

──なるほど。それはあるかもしれませんね。

小牧 ただ、ダラダラしているように見えてしまうのはいいことではないから、今度から意識してみますわ。

──質問に曾和先生のお名前が出ましたが、今年も大晦日にご挨拶に行かれたんですか?

小牧 うん。行ってきました。31日の夕方から曾和先生のお宅にお邪魔して。先生と先生の息子さんと僕と娘でカラオケに行ってね。結局・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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