ジョッキーと競走馬の“体”について

2016年05月10日(火) 18:00

小牧太

そういえば以前、腹筋が割れたらここで披露してくれると約束したような…

マイラーズC3着、新潟大賞典4着と、重賞でも見せ場を演出している小牧騎手。今年から始めたトレーニングの成果が徐々に出ているようで、今回はそんな小牧騎手に“騎手の筋肉”についての質問をピックアップ。そういえば以前、腹筋が割れたらここで披露してくれると約束したような…。はたしてシックスパックの行方は!?

(取材・文/不破由妃子)


見栄えのしない馬でも、いざ走らせたら強い馬もいる

──今回は、ジョッキーと競走馬の“体”についての質問をご紹介したいと思います。まずは、「内田騎手や柴山騎手はすごく筋肉質だと聞きましたが、騎手という職業にとって、筋肉はけっこう大事な要素なのでしょうか? 足や腕、胸などに筋肉が付いているほど、馬が伸びやすくなったりするのでしょうか?」というものです。

小牧 それは関係ないと思うよ。筋肉の付き方は、言うまでもなく個人差があるし。まぁ筋肉は重いから、あんまり付けすぎるのもアカンていうけどね。それに、馬を御すのはけっこう力がいるから、乗っているだけでも筋肉が付くし、体幹も自然と鍛えられると思う。だから、必然的にいい体になるんちゃうかな。

──そんななかでも、ムキムキの人とそうではない人がいるんですよね?

小牧 そうやね。ユタカくんをはじめ、背の高い人にムキムキはおらんし。内田くんも、僕の印象ではそれほどでもないような。柴山は確かに筋肉質やね。そのぶん彼は、体重を落とすのに昔から苦労してるわ。

──そういえば小牧さん、腹筋は割れました?

小牧 いや、そうでもないな…。最近も腹筋は重点的に鍛えていて、だいぶいい体にはなってきたけど。

──確か、シックスパックになったら、『太論』で披露していただけるというお話でしたが。

小牧 そうやった、そうやった。一体いつになることやら(笑)。僕はね・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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