活躍を期待された馬メイショウテンシャ/吉田竜作マル秘週報

2016年07月06日(水) 18:00


◆愛らしい見た目とは裏腹に、「普段の性格はちょっときついところがあった」

 メイショウベルーガの2番子となるメイショウテンシャ(牡=父ディープインパクト・池添兼)が先月24日、栗東に入キュウした。

 メイショウベルーガといえば芦毛で、体形は丸っこく、優しそうな顔立ち。まるでぬいぐるみのようなたたずまいなのに、強豪牡馬相手にGIIを2勝(2010年日経新春杯、京都大賞典)。その風貌からは想像もつかない末脚を繰り出すことでファンの多い馬だった。

 そんな愛らしい見た目とは裏腹に、「普段の性格はちょっときついところがあった」と振り返るのは池添兼調教師。恐らくあれだけの豪脚を発揮できたのは「きつい性格」が原動力にもなっていたのだろう。

 ただし、母親に立場を変えると、「きつい性格」は厄介なものになる。「初子のメイショウジーター(牡=父ダイワメジャー)の時はベルーガの子育てがあまりうまくなくてね。そういうのも(現在、未勝利の成績に)影響しているのかなとも思う」(池添兼調教師)

 サラブレッドは我々のような“外野”が思っている以上に・・・

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