2016年07月20日(水) 18:00
【コース総論】中京芝1600m Bコース使用
・コースの要所!
★外枠のほうが信頼度&回収率ともに優秀。枠番値の高さも目立つ。
★差し優勢で後方からでも届くコース。つまり「外差し」が決まる。
1〜2コーナーにある斜めの引き込み線からスタートするという、やや特殊なコース形態である中京芝1600m。しかし、人気による成績の偏りはほとんど見当たらず、人気サイドから人気薄までまんべんなく好走している印象だ。16頭立てにおける平均配当も、単勝1069円、馬連6773円、3連複2万3899円と、おおむね標準的。買い材料のある馬であれば、人気を問わず好走できるコースといえそうだ。
それとは対照的に、大きな偏りが見受けられるのが枠番である。単純な内外の比較においても、馬番1〜8番の複勝率が16.3%であるのに対して、馬番9〜16番は同21.4%と、明らかに外枠のほうが優秀。回収率や枠番値の差はそれ以上で、ハッキリと外枠優勢である。しかも、夏の中京開催も最終週で馬場も荒れてきているとなれば、この傾向が強まることはあっても、弱まることはないと思われる。
そして・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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