2016年11月22日(火) 18:01
今週は待ちに待ったジャパンC。パートナーはもちろん、ヒットザターゲット!
今週は待ちに待ったジャパンC。パートナーはもちろん、ヒットザターゲットです。昨年は13着に終わった舞台ではありますが、8歳にしてまだまだ衰え知らずのヒットザターゲットだけに、小牧騎手も虎視眈々と一発を狙っている様子。あとは何とか内枠が当たることを祈るばかりです。そのほか今回は、ダノンメジャーとツィンクルソードの勝利を回顧。なかでもダノンメジャーでの勝利は格別だったようで…。胸の内を赤裸々に語ってくれました。
(取材・文/不破由妃子)
小牧 うん、前走はよう走った。
──小牧さんの外枠からのコース取りがお見事でした。
小牧 いやいや、うまいこと内に入れただけや。あんなにうまくいくことはそうそうないし、もともと内枠やったら、もっと楽に位置を取れるからね。前から言っているように、この馬はなにはともあれ枠順や。相手は強いけど、この馬こそ、一発ないかな…と思ってるんやけどね。
──目黒記念や札幌記念で見せた脚を思うと、確かに一発を期待したくなります。
小牧 そうそう、すごい脚を持っているのは間違いないから。なんとかそれを引き出せるように乗りたいね。それにねぇ、そろそろ僕にいいことが起きんかなぁと思ってるんやけどね(笑)。最近ちょっと苦しんでるから。なんかここ数年、毎年11月あたりが苦しいような気がするなぁ。
──確かにここ最近は騎乗数が少なくて…。
小牧 ねぇ。少ないとやっぱり寂しいもんやね。なんせ勝ち鞍が伸び悩んでいるから、そのあたりで乗り馬が減っていくのは仕方がない。人気よりは(上に)持ってきてるレースも多いと思うんやけど、やっぱり勝たないことには次につながらないからね。まぁまだまだこれからという気持ちで、1頭1頭、ひとつでも上にという気持ちを忘れんで乗っていこうと思ってます。
──とはいえ、10月の最終週にはダノンメジャー(10月29日・八坂S)、ツィンクルソード(10月30日・北國新聞杯)で2勝。どちらも鮮やかでした。
小牧 ダノンメジャーで勝ったときは・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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