【GI初騎乗】杉原誠人騎手(1)『エリザベス女王杯で味わった初めてのGI舞台』

2016年12月07日(水) 18:00

今年最後の「キシュトーークU25」は、6年目の杉原誠人騎手です

今年最後、12月の「キシュトーークU25」は、6年目の杉原誠人騎手です。エリザベス女王杯でGI初挑戦、所属の名門・藤沢和雄厩舎のこと、現状の成績についてなど、様々なことをお聞きしました。来年が正念場だという杉原騎手。彼の熱い思いをお届けします!

(取材・文/大薮喬介)


プロレタリアトと共に重賞を獲りたい!

――エリザベス女王杯でGI初騎乗でしたが、その週はどのような気持ちで過ごしたのですか?

杉原 ワクワクしていました。あとは、いつも気をつけていることですが、ケガや風邪を引かないように意識していましたね。やっぱり、いつもと違って、気が張っている状態でした。ガチガチになっているわけではなく、いい意味での緊張感はありましたね。

――初のGIの舞台だったわけですが、パドックや返し馬など、雰囲気はいかがでした?

杉原 パドックではたくさんのファンの方々がいましたし、そのパドックの中でオーナーとお話をしたりと、いい経験をさせていただきました。返し馬もGI独特の雰囲気でしたので、ゾクゾクしましたね(笑)。自分が想像していたものと、実際に感じたものはやはり違いました。輪乗り時のジョッキーたちのピリッとした緊張感もそうですし、僕自身も緊張するかと思っていたのですが、案外緊張しなくて、パドックや返し馬ではレースへ向けて集中できていました。言葉で説明するのは難しいですが、やっぱり普段のレースとは違いましたね。ターフの中でファンファーレを聞いた時は、大観衆の前で競馬ができるんだなと思いましたし、すごく嬉しかったです。

――それは騎乗したジョッキーでしか経験できないことですもんね。プロレタリアトの状態はいかがでしたか?

杉原 小島(茂之)先生もおっしゃっていたことなんですが、前走の古都Sを勝った時は正直、最高潮とまではいかない状態だったんです。その上積みが見込める状態で勝ってくれたので、次回は・・・

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