なぜか弱い前走GI・GII組

2017年07月04日(火) 12:00


◆他のハンデ重賞とは違って…

 ハンデ重賞の予想をするときに、私はよく「ハンデ戦は敢えて背負うほうから」という話を書く。いまのハンデでは昔のような酷量を課さないので、結果的に能力差を斤量差で埋める効果が十分ではなく、格上タイプの成績が良くなりがちなのである。

 ただ、七夕賞に関しては、「格上タイプが良い」とも言い切れない面がある・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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