暑い夏のローカル開催、浮かび上がるのはどの馬か!? アイビスSD&小倉SJ追い切りチェック!

2017年07月26日(水) 18:00


アクティブミノルは夏負けの印象もなくしっかり走れそう

 先週の中京記念。◎ダノンリバティの昨年のVTRを再生しているかのような凡戦には、本当にガッカリしましたし、予想を参考にしてくださった皆様にはお詫び申し上げます。馬の状態で先行できるできないではなく、中京競馬場自体が向いていないことがよく分かりました。難しいのは次走の取り扱いですが、ここは冷静にやっていきたいと思います。

 今週から小倉競馬が開幕。6週間のうち、小倉記念の週だけは競馬場でのお仕事を頂いたので、お邪魔することになりました。きっと暑い夏になることは間違いありませんが、各関係者が暑さ対策をしながら、レースで素晴らしいパフォーマンスを発揮できるように調整してくれています。その仕事ぶりをライブで観戦できるのはありがたいこと。もし夏休みを利用して、競馬場へ足を運ぶことができる方がいらっしゃいましたら、どうぞお越しください。

 なお、今週末の重賞、アイビスSDで人気が予想されるネロは27日に最終追い切りを予定。よってここでは取り上げずに、トレセンニュースで最終追い切り速報を掲載させていただこうと思いますので、あらかじめご了承ください。

ネロ(7月25日撮影)

ネロの最終追い切り速報は明日のトレセンニュースをご覧ください!(7月25日撮影)

【アイビスSD/フィドゥーシア】

 デビュー戦は芝1600mでしたが、徐々に距離が縮まり、前走が初めての直線芝1000mのレース。きっちり対応して勝ち切るあたりは、母ビリーヴのセンスが受け継がれているのかも知れません。レース間隔があいての休み明けですが、調教本数としては十分といってよい量をこなしています。

 夏場の休み明けという意味では、昨年の別府特別を1着。条件戦とはいえ、暑い時期に結果を出している実績は評価してよいと思います。最終追い切りはCWでの4F。これは長篠S1着時と同じであり・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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