新潟競馬で行った1つの“実験”

2017年09月09日(土) 12:00


◆競馬の神様の仕業としか言いようがありません

 今週から秋競馬。わずか4週の中山・阪神開催は、きっとあっという間に終わっちゃうんでしょうね。

 さて、この夏の当コラムで大いに盛り上がった(?)“私の予想披露、是か非か問題”。改めてバックナンバーの“数字”を見たら、反対派の割合がいくらか増えていました。まぁ、そりゃそうかもしれません。

 実は、私が競馬に関する話をしているFM PORT(新潟県民FM) 「GOOD MORNING PORT CITY Saturday」 内の「矢野吉彦のgo race go!」 というコーナー(毎週土曜日午前8時40分頃から放送)では、この夏の新潟競馬で1つの“実験”を行いました。

 それは、土日の新潟のレースから1レースを選び、私が決めた買い方で1000円分の馬券を買う、というもの。リスナーのみなさんはもう結果をご存知でしょうが、お聞きになっていない(全国の)方々のために、ここですべての結果を明らかにしておこうと思います。

1回目 7月30日アイビスサマーダッシュ=アクティブミノルの単複500円ずつ→ハズレ(同馬は4着)

2回目 8月5日信濃川特別=5キセキから1ブラックプラチナムと14サーレンブラントへ馬連を500円ずつ→的中(1着5、2着1、3着14で完ぺき予想も、1、2、3番人気の順で馬連2.3倍のガチガチ決着。1150円の払い戻し)

3回目 8月12日三面川特別=3レッドアヴァンセから9エマノンへ馬連とワイドを500円ずつ→ハズレ(3は1着も9が9着に惨敗)

4回目 8月19日出雲崎特別=2プライムセラーから3コウキチョウサンと12クレッシェンドラヴへワイドを500円ずつ→ハズレ(1着3、3着12も軸馬2が4着)

5回目 8月26日BSN賞=14スリータイタンから2モズライジン、5アルタイル、7センチュリオン、8ストロングサウザー、13マスクゾロへワイドを200円ずつ→ハズレ(2着13、3着5も軸馬14が4着)

6回目 9月3日新潟記念=本命2ルミナスウォリアーとした上で、1タツゴウゲキが“同居”する1枠からの枠連流し。1-1、1-6各300円と1-3、1-7各200円→的中(本命2は14着も、代用1が1着。6枠11が買っていない4枠7にハナ差で2着。6.5倍×300円で1950円の払い戻し)

 どうですか、6戦のうち3戦は、単複を買った馬やワイドの軸馬が4着!先々週のコラムに、そういうハズし方が多いんです、って書いたとおりで、いかにも私、っていうハズし方でしょ?これはもう競馬の神様の仕業としか言いようがありませんよね。

 お断りしておきますが、コラム上アンケートの参考にするためにこういう“実験”をしたわけじゃありません。でもこれでまた、予想披露賛成派と反対派の票数が動くかもしれませんね。ちなみにFM PORTの番組(「radico」というアプリを利用すれば、全国で聴取可能です)では、これからもG1レースを中心にときどき予想を披露する予定です(笑)!

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矢野吉彦

テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。

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