ほとんどの年でオークス組が勝つローズS

2017年09月15日(金) 18:00


◆ポイントは道悪適性

 台風の影響で日曜に実施できるか微妙だが、とりあえずローズSについて展望していきたい。

 ほとんどの年においてはオークス組が勝つレースなので、まずはその線で考え、あとはファンディーナとの比較や、2,3着候補を検討していくのがよいだろう。  オークス最先着馬はモズカッチャン。競馬が上手いという印象で、効率的に立ち回り、不器用な差し・追い込みタイプに先着してきた。ある程度自分で競馬を作れるタイプでもある。馬場が悪くなるのもよいだろう。ただ、このレースは差し・追い込みが強いのでそこがどうか。また今回はデムーロ人気で馬券も売れそうだが、この馬に関しては和田騎手が十分上手く乗ってきた。その意味で乗り替わりによる上積みは薄いように思われる。  リスグラシューは能力だけなら・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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