前哨戦が終わり2歳GIの全体像がうっすらと見えてきた(津田照之)

2017年11月07日(火) 18:00


◆牝馬路線は「実力のある1勝馬」が勝つ年になるのではないか!?

 前哨戦となる京王杯2歳S、ファンタジーSが終わったことにより、暮れの2歳GI、朝日杯フューチュリティS、阪神ジュベナイルフィリーズの全体像がうっすらと見えてきた。

 今年は年末に行われるホープフルSがGIの格付けになったことにより、いわゆる「牡馬の中距離タイプ」はそちらへの参戦が予想されるが、コースそのものは強さより器用さが求められる中山の2000m。それなら、阪神の外回り1600mの方がより地力勝負になりやすく、むしろタフな競馬になりそうなムード。

 加えて、開催日が暮れも押し迫った12月28日。中山開催のオーラスなので、馬場の傷み具合も気になるところ。例年、将来性のある馬が・・・

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